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    立葵のあなた(都鍾煥 ド・ジョンファン)
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      先日、近くに立葵(たちあおい)の花がきれいに咲いてるのを見つけました。

                                 


      立葵はちょうど梅雨入り頃に咲き始め、梅雨明け頃に花期が終わるので、「ツユアオイ(梅雨葵)」という別名があるんだそうです。

      立葵を見ると、いつも思い出す詩があります。
      ト・ジョンファンという韓国の詩人の「立葵のあなた」という詩です。
      韓国人ならほとんどの人が知ってるほどの有名な詩です。
      「立葵のあなた」はト・ジョンファン詩人の二つ目の詩集の表題詩でもあります。
      この詩集は、子供を身ごもった妻がガンを宣告され、子どもの命を選択し子どもを出産してから亡くなってしまう、その死んだ妻との愛と別れを切実に表現したものだということが人々に知られ話題を呼び、ベストセラーになり、映画にまでなりました。
      本当に、妻を愛する人の気持ちがよくこもったとても繊細で切ない詩集です。


      立葵は韓国語ではチョプシコッ(접시꽃)と言います。
      チョップシ(접시)はお皿、コッ(꽃)は花と言う意味で、花の形が、お皿のようだからつけられた名前だそうです。
      チョプシコッは韓国では田舎に行くとあちこちで見られる親しみのある花です。
      この素朴で平凡な花は特に庶民に愛される花でもあります。
      田舎暮らしをしていた詩人が自分の妻をなぜチョプシコッに喩えたのかなんとなく分かる気がします。
      ちなみにチョプシコッの花言葉には「熱烈な愛」という意味があります。


           
        접시꽃 당신
          立葵のあたな
             
                 도종환(都鍾煥 ド・ジョンファン, 1954∼)


      옥수수잎에 빗방울이 나립니다
      とうもろこしの葉っぱに雨の滴が降り落ちます(「나리다」は「내리다」の方言)
      오늘도 또 하루를 살았습니다
      今日もまた一日を生きました
      낙엽이 지고 찬 바람이 부는 때까지
      落ち葉が落ち、冷たい風が吹く時まで
      우리에게 남아 있는 날들은
      ぼくたちに残ってる日は
      참으로 짧습니다
      本当に短いです
      아침이면 머리맡에 흔적 없이 빠진 머리칼이 쌓이듯
      朝になると枕元に跡もなく抜けた髪の毛が積もるように
      생명은 당신의 몸을 우수수 빠져나갑니다
      生命(いのち)はあなたの身体をずらりと抜け出します
      씨앗들도 열매로 크기엔
      種も実になるには
      아직 많은 날을 기다려야 하고
      まだ多くに日々を待たねばならないし
      당신과 내가 갈아엎어야 할
      あなたと僕が耕さなければならない
      저 많은 묵정밭은 그대로 남았는데
      あの広い荒れ畑はそのままに残っているのに
      논두렁을 덮는 망촛대와 잡풀가에
      あぜを覆っている姫紫苑(ひめじょよん)と雑草の中で
      넋을 놓고 한참을 앉았다 일어섭니다
      ぼんやりとしばらく座り、立ち上がります
      마음놓고 큰 약 한번 써보기를 주저하며
      思いっきり高い薬を使うのもためらい
      남루한 살림의 한구석을 같이 꾸려오는 동안
      みすぼらしい暮らしをともにやってきた間
      당신은 벌레 한 마리 함부로 죽일 줄 모르고
      あなたは虫一匹もむやみに殺すこともできず
      약한 얼굴 한번 짓지 않으며 살려 했습니다
      弱い顔を一度も見せないようにしました
      그러나 당신과 내가 함께 받아들여야 할
      しかしあなたと僕がいっしょに受け入れなければならない
      남은 하루하루의 하늘은
      残りの日々の空は
      끝없이 밀려오는 가득한 먹장구름입니다
      限りなく押せ寄せる黒雲でいっぱいです
      처음엔 접시꽃 같은 당신을 생각하며
      はじめは立葵のようなあなたを思い
      무너지는 담벼락을 껴안은 듯
      崩れ落ちる塀を抱えるように
      주체할 수 없는 신열로 떨려왔습니다
      どうしようもない身体の熱で震えてきました
      그러나 이것이 우리에게 최선의 삶을
      しかし、これが僕たちには最善の行き方
      살아온 날처럼, 부끄럼 없이 살아가야 한다는
      生きたきた日のように、恥のないように生きなければならないということを
      마지막 말씀으로 받아들여야 함을 압니다
      最後の言葉として受け入ればならないことを知ってます
      우리가 버리지 못했던
      私たちが捨てられなかった
      보잘것없는 눈높음과 영욕까지도
      つまらない欲と栄辱も
      이제는 스스럼없이 버리고
      今は惜しまずに捨て
      내 마음의 모두를 더욱 아리고 슬픈 사랑에게
      僕の心をさらに痛くした悲しい恋に
      줄 수 있는 날들이 짧아진 것을 아파해야 합니다
      あげられない日々が短くなったのを悲しむべきです
      남은 날은 참으로 짧지만
      残りの日は本当に短いが
      남겨진 하루하루를 마지막 날인 듯 살 수 있는 길은
      残された一日を最後の日のように生きられる道は
      우리가 곪고 썩은 상처의 가운데에
      僕たちが腐敗し膿んだ傷に
      있는 힘을 다해 맞서는 길입니다
      全身で立ち向かうだけです
      보다 큰 아픔을 껴안고 죽어가는 사람들이
      僕たちよりも大きい痛みを抱え死んでいく人々が
      우리 주위엔 언제나 많은데
      周りにはいつも多いのに
      나 하나 육신의 절망과 질병으로 쓰러져야 하는 것이
      自分一人の身体の絶望と病気で倒れるのが
      가슴아픈 일임을 생각해야 합니다
      悲しいことだということを思わなければなりません
      콩댐한 장판같이 바래어가는 노랑꽃 핀 얼굴 보며
      豆脂を塗ったオンドルの油紙のように褪せていく黄色くなった顔を見ながら
      이것이 차마 입에 떠올릴 수 있는 말은 아니지만
      これが、とても口にする言葉ではないが
      마지막 성한 몸뚱어리 어느 곳 있다면
      最後にまともな身体が一つでもあるならば
      그것조차 끼워넣어야 살아갈 수 있는 사람에게
      それされも受け取り生きられる人に
      뿌듯이 주고 갑시다
      快く差しあげましょう
      기꺼이 살의 어느 부분도 떼어주고 가는 삶을
      喜んで身体のどこでもあげられる生き方を
      나도 살다가 가고 싶습니다
      僕も生きて、あの世に行きたいです
      옥수수잎을 때리는 빗소리가 굵어집니다
      とうもろこしの葉っぱに降りそそぐ雨の音が大きくなります
      이제 또 한 번의 저무는 밤을 어둠 속에서 지우지만
      またもう一度更けてゆく夜を闇の中で過ごすが
      이 어둠이 다하고 새로운 새벽이 오는 순간까지
      この闇が終わり、新しい夜明けがくるその瞬間まで
      나는 당신의 손을 잡고 당신 곁에 영원히 있습니다
      僕はあなたの手を取り、あなたのそばに永遠にいます


       

      posted by: hangulnara | 韓国の詩 | 19:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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