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    青葡萄(李陸史)
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       청포도  이육사        青葡萄    李陸史


      내 고장 칠월은
      청포도가 익어가는 시절

      わがふるさとの七月は
      たわわの房の葡萄の季節


      이 마을 전설이 주저리주저리 열리고
      먼데 하늘이 꿈꾸며 알알이 들어와 박혀

      ふるさとの伝説は一粒一粒に実を結び
      つぶらな実に遠い空の夢を宿す


      하늘 밑 푸른 바다가 가슴을 열고
      흰 돛단배가 곱게 밀려서 오면

      空の下の青海原は胸を開き
      白い帆船が滑るように訪れると


      내가 바라는 손님은 고달픈 몸으로
      청포(清泡)를 입고 찾아온다고 했으니

      待ち侘びる人は船旅にやつれ
      青袍(あおごろも)をまとって訪れるという


      내 그를 맞아 이 포도를 따 먹으면
      두 손은 함뿍 적셔도 좋으련

      待ち人を迎えて葡萄を摘めば
      両の手のしとどに濡れるも厭わず


      아이야, 우리 식탁엔 은쟁반에
      하이얀 모시 수건을 마련해 두렴.

      童(わらべ)よ われらが食卓に銀の皿
      白い苧(からむし)のナプキンの支度を
                *訳は『李陸史詩集』(訳者:安宇植)講談社 より



      以前、友人の家に遊びに行ったとき、トイレにこの詩が張ってありました。
      「ちょっとは心が豊かになるからね、また子どもの韓国語教育にもいいしね」という彼女の言葉に感動し、また怠け者である自分に反省してしまいました。

      暑いこの7月、この詩を読んでいると、とても涼しい、納涼を楽しんでるような雰囲気を味わいます。とても色彩が豊かというか、青と白、銀の皿のイメージが目に浮かび、とても涼しいところで一休みしたような気がします。


      高校の時、教科書に出て暗記していましたが、今は覚えられません!
      その時はこの詩の良さがよく分かりませんでした。
      抗日詩人として有名な「李陸史」の詩だと、詩句のお客さんが象徴しているものは祖国の独立であると・・・、ポイントだけを押えるばかりだったから本当の鑑賞が出来なかったんですね。受験を控えた学生から解放されてやっと本当のこの詩の良さが分かってきました。


      李陸史の詩は男性的な語調と抗日の表現が強いのが特徴ですが、この「青葡萄」の詩はとても優しい女性的な語調で、祖国の光復(植民地から解放されること)の願いを静かに語っています。また鮮明な色彩の対比で、明るい希望の色を引き出しています。だからか、この詩を読んでいるとさわやかな気分、明るい気分になるんですね。


      ちなみに詩人「李陸史」は本名ではありません。本名は実は私も知りませんでした。李陸史としてよく知られているので、本名を知ってる人は少ないでしょうね。調べてみたら「李源三」だとか・・・。「李陸史」は1927年に帰国し、日本が立てた「朝鮮銀行」の爆破事件に連座され、逮捕されますが、そのときの囚人番号が264(韓国語でイ・ユク・サ)だったことから、漢字を「李陸史(イ・ユク サ)」に当てペンネームとして使ったわけです。


       

      posted by: hangulnara | 韓国の詩 | 19:25 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
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        posted by: スポンサードリンク | - | 19:25 | - | - | - | - |
        コメントありがとうございます。
        詩を読むと何だか心が豊かになりますね。
        最近、忙しくて心の余裕があんまりありませんでした。tomocaさんのコメントで刺激され久しぶりに詩情に浸ることができました。
        ときどき、韓国の詩を紹介しますのでお暇なときにどうぞ読んでください♪
        | hangulnara | 2011/11/13 1:35 AM |
        はじめまして
        昨日の読売夕刊「海の細道」俳人長谷川櫂さんが書かれた中にこの詩が紹介されていて、とても素敵な詩だと思って調べたらhangulnaraさんのページにヒットしました。
        わたしもひょんなことからハングルに興味を持ちましたが、韓国の詩の世界がこんなに素敵だとは知らなかったです。
        またすてきな詩があったら紹介してください。わたしも読めるように頑張りますので。
        | tomoca | 2011/10/04 7:16 PM |









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